単孔式腹腔鏡下(鏡視下)手術
へそに切開創が重なるように、長さ2 – 3 cmの切開創(きず)1ヶ所だけで、腹腔鏡下(鏡視下)手術を行う術式です。
対象疾患:
鼠径ヘルニア(大腿ヘルニア、閉鎖孔ヘルニアを含む)、胆石症、虫垂炎、など。
この術式の主な利点は、①創が小さく、美容的に優れている、②術後の疼痛が軽い場合が多い、ことです。ただし、病状によっては単孔式で行わない方が良い場合もあります。詳しくは、担当医に遠慮なくご質問ください。
A B


上左の写真 A は、へそに切開創が重なるように手術を行った患者様の創部を撮らせていただいたものです。
手術の細かい内容や患者様の体質・体型にもよりますが、極めて目立ちにくい瘢痕(きずあと)で手術を行うことが可能です。以前行っていた術式(上右の写真 B)よりも更に目立たない瘢痕(きずあと)となっています。
