医療法人マックシール 巽病院

胆石・ヘルニア外来
胆石・ヘルニア外来
診療時間
9:00~    中木第1・3・5
中木
16:30~     中木

胆石症治療

胆石とは

胆石症は胆汁の通り道である胆道(胆嚢や胆管)に石(胆石)ができる病気です。胆石の症状には、腹痛、悪心、嘔吐などがあります。腹痛は胆石発作とよばれ、とくに脂っこい食事をしたあとに、しばしばおこります。痛みの部位は、みぞおちから右の上腹部で、背中や右肩が痛くなることもあります。痛みの強さは、我慢できないくらいの強い痛みのこともあれば、少し重い感じがしたり、数時間ですーっと治ってしまうことがあるのも胆石発作の特徴です。 痛み、発熱、黄疸がそろった場合には、胆石による急性胆嚢炎や胆管炎をおこしています。生命に関わる危険な状態となる場合があり、手術を含めた緊急の治療が必要になります。 しかし、胆石があるからといって必ず痛みが出るとはかぎりません。痛みなどの症状の出ない場合は手術せずに経過をみることも多いです。

胆石の治療

胆石症の外科的治療は胆嚢を袋ごと摘出する方法が一般的で、胆嚢摘出術といいます。胆嚢摘出術には開腹手術と腹腔鏡下手術の 2 種類があります。腹腔鏡下胆嚢摘出術は、おなかに4か所の穴を開け、おなかの中に炭酸ガスを入れ、おなかを膨らませて、腹腔鏡(カメラ)と手術器具を小さな穴からいれて、モニターを見ながら胆嚢の摘出を行う術式です。開腹手術では 15 cm程度のきずができますが、腹腔鏡下手術では小さな穴での手術が可能です。きずが小さいことで、痛みも少なくきずも目立たなくなることが特徴です。このため、術後の回復も早く、早期に退院できるというメリットがあります。この腹腔鏡下胆嚢摘出術は現在では胆嚢摘出術における標準術式となっています。

最新の単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術とは

当院での腹腔鏡下胆嚢摘出術の特徴は、患者様の負担をさらに少なくするため、最新の単孔式手術を導入していることです。従来の腹腔鏡手術では4つの穴が必要でしたが、単孔式手術は、おへその穴(約2㎝)一つだけで手術を行います。この一つの穴から様々な手術器具を挿入します。また状況により右下腹部に約2㎜の補助的な針穴を使用します。きずはおへそのくぼみの中に隠れてしまうため、ほとんど目立たなくなります。しかし小さな一か所の穴から手術を行うため、手術の難易度は高くなり、熟練した外科医のみが行える手術方法です。当院では日本内視鏡外科技術認定医の資格を持った専門医が手術を担当しますので、安心・安全に手術を受けて頂くことができます。従来の腹腔鏡下胆嚢摘出術よりさらにきずが少なくなることで、より痛みが少なく、より早期の退院や社会復帰ができます。また手術のきずも極めて小さく、ほとんどきずが残らないため美容面においても非常にすぐれております。

入院・手術の流れ

1.初診:外来診察後、当日に必要な検査をします。採血、レントゲン検査、腹部CT検査、超音波検査など。手術が必要であればその日のうちに手術日程の相談や入院説明をさせて頂きます。
2.入院:手術前日に入院して頂きます。
3.手術:手術は通常60分程度で終了します。麻酔の時間を含めるとトータル2時間程度は手術室に居ることになります。
4.術後1~2日目:手術翌日の朝から歩行や食事が可能です。また術後1日目以降に退院可能です。術後2日目に退院される方が多く、標準的には3泊4日の入院期間です。費用は3割負担で13万円~16万円です。その他お部屋代等がかかります。また高額療養制度が適用可能で、手続きをすることで、後で差額分が返金されます。

ヘルニア治療

鼠径(そけい)ヘルニアについて
太ももの付け根を鼠径部と呼びます。鼠径ヘルニアは太ももの付け根から内臓(主に小腸)が脱出してくる病気で一般的には脱腸と呼ばれています。
症状

最初は立った時やお腹に力を入れた時だけふくらみ、手で押さえると戻りますが、次第に戻りにくくなり、腸がはまり込んで戻らなくなった場合は、痛みや嘔吐などの症状がでます。これをヘルニア嵌頓(かんとん)といい、緊急手術が必要になります。

治療

手術が唯一の治療法であり、筋膜の弱った部分にメッシュを張って補強します。

手術

手術は大きく分けて2つの方法があります。一つは前方切開法といって、鼠径部を5㎝程度切開しヘルニアを修復します。もう一つは腹腔鏡手術(TAPP法)で、鼠径部を切開せず、おなかに3か所小さな孔をあけ、ヘルニアを修復します。腹腔鏡手術の方が、よりからだにやさしい手術であり、きずが小さく、痛みも少なく、再発率も少ないため、手術数は年々増加しております。

当院のからだにやさしい最新の腹腔鏡手術(TAPP法)

当院では最新の腹腔鏡手術を積極的に行っております。当院での特徴は、2mmの極最小の器具を使用することで、一般的に行う腹腔鏡手術よりも、さらに小さなきずでの手術が可能となります。きずを極限まで小さくすることで、痛みもより和らぎ、より早期の社会復帰へとつながります。また手術後のきずはほとんど残りません。きずをより小さくすることで、様々な工夫が必要となり、熟練した外科医のみが手術可能となります。当院では日本内視鏡外科技術認定医の資格を持った専門医が手術を担当することで、より安心・安全で高度な内視鏡手術を受けて頂くことができます。

入院・治療の流れ

初診:ヘルニア外来(担当医師:中木)を受診して頂きます。その日のうちに術前検査、手術日程の相談、入院説明などをさせて頂きます。
入院・手術:手術前日に入院して頂き、手術後1~2日で退院できます。
標準的には2泊3日の入院期間です。費用は3割負担でお部屋代などの入院費用もすべて含めて15万円程度です。また高額療養制度が適応可能で、手続きをすることで、後で差額分が返金されます。

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