巽病院にて BLS / ACLS 院内講習会 を実施しました。
2015.11.28
当院では現在、医師、看護師、他の医療職員が救急救命の技術向上を目的として、アメリカ
心臓協会(AHA)が認定する講習を受け、救命処置技術の質の向上に取り組んでいます。
その一環として、平成27年11月22日(日)・23日(月)の二日間、巽病院にて BLS / ACLS
院内講習会を実施しました。本年の春に取り組みを始めて以来、BLS は4回目、ACLS は2回目の
開催です。
BLS は Basic Life Support の略で、一次救命処置であり、ACLS は Advanced Cardiovascular
Life Support の略で、次の段階の二次救命処置です。
BLS で行なわれる処置は、人工呼吸、心臓マッサージ、AED による心肺蘇生法です。ACLS は
カウンターショック、気管挿管、薬剤投与を用いた高度な心肺蘇生法です。
今回の開催をもって、当院では現在、AHA 認定の BLS 取得者が97名、ACLS 取得者が25名と
なっています。(平成27年11月末現在)
BLSは成人、小児、乳児を模した人形を使用し、実際に即した講習が行なわれます。
ACLSはカウンターショック、気管挿管、薬剤投与等を行なえる特殊な人形を用いてより高度な
心肺蘇生の講習が行なわれます。
今回、巽病院長をはじめ、田中副院長、蓑原副院長も参加し、参加者全員がBLS / ACLS の
認定を取得しました。当院は今後もこの取り組みを継続し、急性期病院として地域医療に
貢献できる体制作りを進めて参ります。